【DO!BOOK・ページリンク】
p08_toriko-roll   15 / 16

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


Tricolour 14 警告 警告 危険 注意 注意事項は、下記の3種類に分類しています。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってください。 取扱いを誤った場合、死亡または重傷を負う可能性があることがらを表示しています。 取扱いを誤った場合、障害を負う可能性または物的損害が発生する可能性があることがらを表示しています。 取扱いを誤った場合、死亡または重傷を負うことがらを表示しています。 * 危険、警告、注意については、全ての場合を網羅しておりません。製品を実際に取り扱う場合、必ず取扱説明書をお読みになり、十分理解し常 に安全を第一に考えて、製品及び装置を取扱ってください。 * 製品を安全にご使用していただくために、下記の安全に関する法規を必ず守ってください。  ・高圧ガス保安法 ・労働安全衛生法 ・消防法 ●油圧機器は、正しく選定してください。 油圧機器の適合性は、油圧システムの設計者または仕様の決定責 任者が判断し、決定してください。 ここに掲載されている製品は、使用される条件が多様なため、そのシ ステムへの適合性の決定は油圧システムの設計者または仕様の決 定責任者が、必要に応じて分析やテストを行ってから決定してくださ い。 このシステムの所期の性能、安全性の保証は、システムの適合性を 決定した人の責任になります。今後も最新の製品カタログや資料に より、仕様の全ての内容を検討し、機器の故障の可能性についての 状況を考慮してシステムの構成をしてください。 ●充分な知識と経験を持った人が取扱ってください。 油圧は、取扱いを誤りますと人身への危害や財産への損害を招き ます。また、油圧機器は産業機械用部品として設計されたものであ り、それを使用した機械・装置の組立や操作、メンテナンスなどは充 分な知識と経験を持った人が行ってください。 ●安全を確認するまでは、機械・装置の取扱い、機器の取外しを絶対に 行わないでください。 ・ 機械・装置の点検や整備時には、アクチュエータの落下防止処置 や暴走防止処置などがなされていることを確認してから行ってく ださい。 ・ 機器を取外すときは、落下・暴走防止処置がなされていることを 確認した上で、システムへの電源を遮断し、システム内の残圧を 「ゼロ」にしてから行ってください。 ・ 機械・装置を再起動する場合は、飛び出し防止処置がなされてい ることを確認の上、注意して行ってください。 ●ここに掲載されている製品は、主に一般産業機械用にご使用いただく ものです。次に示す条件や環境でご使用になる場合は、安全対策へ のご配慮をいただくとともに、予め当社にご相談ください。 ・ 明記されている仕様以外の条件や環境、屋外での使用。 ・ 原子力、鉄道、航空機、車両、船舶、医療機器、飲料や食料に触 れる機器、娯楽機器や緊急遮断回路、プレス用クラッチ・ブレー キ回路などの安全機器への使用。 ・ 人身や財産に大きな影響が予想され、特に安全が要求される用 途への使用。 警告 . 負荷変動、上昇・下降動作、摩擦抵抗の変化がある場合は、それを考慮し た安全設計をしてください。 トリコロールの作動速度が上昇し、人体や機械装置に損傷を与える原因 となります。 . 人体に危険を及ぼす恐れのある場合には、保護カバーを取付けてくださ い。 負荷およびトリコロールの可動部分が、人体や機械装置に損害を及ぼす 恐れがある場合には、直接その場所に触れることができない構造にして ください。 . 非常停止時の挙動を考慮してください。 人が非常停止をかけるか、停電などシステムの異常時に安全装置が働い て機械が停止する場合、トリコロールの動きによって人体や機械装置に 損傷が及ばないような設計をしてください。 . 非常停止、異常停止後に再起動する場合の挙動を考慮してください。 . トリコロールを方向制御弁のみで中間停止させたり、その停止位置で保持 させたりしないでください。 トリコロールは、ある程度の内部漏れを許容しています。トリコロール に、負荷がかかった状態で方向制御弁により中間停止させても、内部漏 れにより停止位置の保持ができないことがあり、人体や機械装置に損傷 を与える原因となります。中間停止を確実に行うためには、特に長時間 保持する場合外部ストッパを設けてください。 . トリコロールに供給する圧力は、サージ圧力を含めて最高使用圧力以下と してください。 最高使用圧力(仕様確認)を超えて使用しますとトリコロールが破損し、 人体や機械装置に損傷を与える可能性があります。 . 仕様をご確認いただき、その範囲内でご使用ください。 . シャフトには、過大な荷重を加えないでください。 許容値を超える荷重がシャフトに加わりますと、作動不良や破損を招き、 人体や機械装置に損傷を与える原因となります。 注意 . 作動油はISO VG32.56の鉱物油をご使用ください。 脂肪酸エステル系作動油は使用しないでください。シールを損傷しま す。 . 水性作動油、難燃性作動油(りん酸エステル系、塩素化炭化水素系など) の使用をご希望の場合は、当社にご相談ください。 添加物によっては、シールを損傷する可能性があります。 . 作動油の清浄度はNAS10級以上を推奨します。 安全にお使いいただくために ご使用前に必ずお読みください。 共通注意事項および各シリーズの個別注意事項については本文をご確認ください。